サバイディー!リョーヤです。
前回の「新米国連職員のぱにゃにゃん日記」では、国際協力の仕事をする上では欠かせない英語学習のコツについて、僕が実際に行ってきた方法を紹介しました。
少し脱線しておりましたが、今回からまた「国連職員の一日編」に戻ります!
国際協力の仕事をしているというと、農村へ行き、支援を受ける貧しい人たちと時間を過ごしていると思われがちなのですが、それだけが僕たちの仕事ではありません。特に国連職員は、NGOやJICA海外協力隊など草の根の支援活動を行う人たちと比べると、フィールドへ行く機会は多くはありません。
もちろん、プロジェクトがしっかり行われているかを確認するためのモニタリングのために農村へ行くこともありますが、日々の業務のメインはデスクワークが中心だったりします。
例えば、今回のマンガでも紹介しましたが、プロジェクトを行う資金を得るための提案書(プロポーザル)を作成したり、ドナーに対してプロジェクトの経過報告書を書いたり、ラオス政府と会議を行う際のパワーポイントなどの参考資料を準備することがあります。
日々とてつもない量の英文資料を読み込み、英文での書類を作成するため、国連職員にとって英語でのライティングスキルは非常に重要です。ときには契約書なども作成することがあるため、独特の英語の使い方にも慣れる必要があります。
僕も日々英文ライティングは勉強中ですが、最近はChatGPTなどのAIツールも台頭してきていますので、これらのツールも上手く活用しながら仕事をしています。
ちなみに僕の知人で、プロポーズの際にプロポーザルを作成し、プレゼンをしたという強者がいますので、ぱにゃにゃんがプロポーザルを結婚を申し込むのかと思ったというのはあながち間違いではないかもしれません(笑)
漫画のイラストについては、食を旅するイラストレーター・マンガ家の織田博子さんにご協力いただいております。
ユーラシア大陸を横断したり、世界各地のおばちゃんやおじちゃん、家庭料理を描いた織田さんの漫画が大好きだったので、「新米国連職員のぱにゃにゃん日記」連載にあたり、織田さんにご協力いただけることをとても嬉しく思っております。
海外旅行や世界のローカル料理が好きな人にはたまらないと思いますので、織田さんの書籍もぜひチェックしてみてください!