サバイディー!リョーヤです。
前回の「新米国連職員のぱにゃにゃん日記」より「社会人生活編」がスタートし、新卒では東京でサラリーマンをしていたお話をしました。
今回もその最初に就職した会社でのお話になります!

新卒で入社した会社では、クラウドファンディングの伴走支援をしていました。200以上のクライアントを担当させていただきましたが、その中でもNGOやNPOを担当させていただく機会が多くありました。
国際協力といっても幅広い仕事がその中に存在しますが、その中でもある意味もっとも重要と言っていい仕事が「ファンドレイジング」です。なぜなら、結局のところ「お金」がなければ誰かを助けるという行為も綺麗事で終わってしまうからです。
国連の仕事も例外ではなく、まずはプロジェクトを実施するための資金を調達するところから始まります。資金調達のために各国政府や国際開発金融機関(世界銀行やアジア開発銀行など)に対してプロポーザルを作成するのですが、こちらについては、以前に以下のマンガで紹介させていただきました。
新卒時代に国際協力の仕事をするうえで欠かせないファンドレイジングについて勉強できたことは、今の国連の仕事にとても繋がっていると感じます。クラウドファンディングは個人からの資金調達、プロポーザル提出は政府や国際機関からの資金調達と違いはありますが、資金調達を成功させるためのコツは似ている部分もたくさんあります。
国際協力のフィールドでも仕事ができ、同時にファンドレイジングの知識もある人はまだまだそこまで多くはないので、僕はその両方に貢献できるような国際協力キャリアを歩んでいきたいと考えています。
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漫画のイラストについては、食を旅するイラストレーター・マンガ家の織田博子さんにご協力いただいております。
ユーラシア大陸を横断したり、世界各地のおばちゃんやおじちゃん、家庭料理を描いた織田さんの漫画が大好きだったので、「新米国連職員のぱにゃにゃん日記」連載にあたり、織田さんにご協力いただけることをとても嬉しく思っております。
海外旅行や世界のローカル料理が好きな人にはたまらないと思いますので、織田さんの書籍もぜひチェックしてみてください!