【漫画】スーダングルメをご紹介ー新米国連職員のぱにゃにゃん日記 Vol.36

サバイディー!リョーヤです。

前回の「新米国連職員のぱにゃにゃん日記」では、スーダンに駐在してさっそく直面した困難についてお話させていただきました。

今回は、少し仕事の話から逸れて、スーダンの食事について紹介します!

スーダンの主食はパンで、2コマ目のような細長い形状のパンもありますが、下の写真のような平たいパンを見かけることが多く、このパンを羊肉と一緒に食べることが多いです。乾燥地帯の広がるスーダンでは野菜を手に入れることが難しいため、食卓に野菜が並ぶことは珍しいのですが、野菜を食べるときは生のままで食べることが多かったです。

フィールド出張に行ったときのランチ

ちなみにスーダンは敬虔なイスラム教徒が多く、お酒は飲みません。町中にはお酒も一切売られていないので、スーダン駐在中はほぼ禁酒生活。40℃超えの猛暑のなかでは、キンキンに冷えたビールが飲みたくなるものですが、ビールの代わりに冷えたコーラを飲むのが最高の瞬間でした。なので、フィールド出張のときはご褒美のコーラも一緒に持って行ったり。

出張中はランドクルーザーをテーブル代わりにしてランチ

そしてそんなスーダンの食事のなかでも忘れられない味が、ラクダの生レバーです。砂漠の民にとって、ラクダは貴重な家財ですが、お祝いごとなどのタイミングでラクダを振る舞うことがあります。ラクダのお肉を食べる機会はそこそこあるのですが、生肉が食べられるのは屠殺後すぐに限られます。取れたての生レバーに胡椒と油だけをつけて食べるのですが、これが絶品も絶品。信じられないくらい美味しいのですが、その後数日間はトイレから離れられなくなる生活が待ち受けています。まさに何事もトレードオフ・・・

もし皆さんがラクダの生肉を食べる機会があれば、ご自身の判断でご検討ください。

ランチはいつも職場の同僚と。みんなで囲んで食べる食事って一段と美味しさが増しますよね。

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漫画のイラストについては、食を旅するイラストレーター・マンガ家の織田博子さんにご協力いただいております。

https://odahiroko.jp/front/

ユーラシア大陸を横断したり、世界各地のおばちゃんやおじちゃん、家庭料理を描いた織田さんの漫画が大好きだったので、「新米国連職員のぱにゃにゃん日記」連載にあたり、織田さんにご協力いただけることをとても嬉しく思っております。

海外旅行や世界のローカル料理が好きな人にはたまらないと思いますので、織田さんの書籍もぜひチェックしてみてください!

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